中山将の雑文と詩

シンガーソングライターです。妻と息子2人と暮らしてます。詩を書きます。絵も描きます。音楽も作ります。

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

詩 2016 09 28

あの高層ビルで 流暢な英語で商談をするビジネスマンのように 君も喫茶店で 流暢な日本語で誰かの悪口を言っているじゃないか

詩 20160928

やらないという勇気 持たないという勇気 暇であるという勇気 何にもないところから 人は考え 創り出す

詩 2016 0926

「静寂」 ふと静寂を知りたくなって ジョニミッチェルの音楽を止め エアコンを消した 換気扇を消して 目覚まし時計の電池も抜いた それでもなお 自分の心臓の鼓動が聴こえる そして本当の静寂は物理的には無いことに気が付く あるとしても、それはずっと先の…

詩 2016 09 25

「雨の日の約束」 彼女は雨を愛した 雨の日の世界を 溢れてしまっている言葉が そっと流されていく様で 彼女は僕に言った 「雨の日は1日この部屋にいて。 時間を忘れるように 日々の話をしてほしい。」 遠くで電車の音がする 揺れる若葉の音がする 誰かのた…

詩3

モスグリーンの傘を指して歩いている 5日間降り続ける雨はまだ止まず がらがらの大衆居酒屋からおばちゃんが外を眺めている うつむいて歩く若い女性は美しく 私はここ最近、悩まされた口内炎が治っていることに気が付く 車の通りが無い横断歩道で赤信号を待…

詩2

「一人ぼっちの郵便ポスト」 ダスター通りの二番地 通行人は殆んど無い そこにたたずむ彼は 人々から完全に忘れ去られている 彼は忘れられていることさえ忘れられているのだ いつしか彼は目をつむり、視界を閉ざした しかし、ここ最近「コツンコツン」という…

ありのままでいられるのならいつでもそうしたいけど、いつもそうは居られない。 僕らは決していつも美しいわけじゃない。 しかしながら 寂しいも 悲しいも 悔しいも 浅ましいも 卑しいも 嬉しいも 楽しいも 愛しいも 優しいも 全てはありのままの感情 何年も…

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