中山将の雑文と詩

シンガーソングライターです。妻と息子2人と暮らしてます。詩を書きます。絵も描きます。音楽も作ります。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

昨日

昨日は ビジネスが立て込んで 疲労感が強く 花粉なのか頭痛も併発 ぐったりで 子供たちの寝かし付けと共に 僕も早く寝てしまった 翌日 「なんもない一日だったなあ‥」と呟くと 妻が 「たくさん眠れた最高の一日だよ。」と言った あ そうかもなあー と思った

祖父が竿をたれる池 モロコ クチボソ フナ モエビ ナマズ ブラックバス ときおり ヌートリアが悠々と泳ぎ 川鵜が食料を狙う 麦畑 かすみ草 つくし 風が吹けば葉っぱは揺れる 生きている感覚

雀の声 空は粘土みたいな色をしている ピアノの音を聴きたくなり ブルートゥースの茶色いイヤフォンで マッコイタイナーを再生した コンビニで買ったアンパンが とってもとっても美味しい 甘くて優しくて

なかやまきんに君

今日の8時ごろ 家族でYouTubeを見ていた なぜかオススメに なかやまきんに君 の動画が出てきて おもむろに再生した それから数分 僕と妻は笑いのツボにハマり抜け出せなかった なかやまきんに君は ただただ自分の筋肉と会話しているだけなのに なんで なかや…

500円のボトルワイン

月曜日から金曜日と定めた ビジネスのタスク 終えた金曜日の夜は肩の力が抜ける 子供たちが眠り 妻と少し話をして コンビニで買った500円のボトルワインと 息子に買ってあったベビーチーズ それをたしなみながら イヤフォンで音楽を聴いている 今日は キャロ…

世界がこんなお花いっぱいになったら良いのに

夕方 律と公園に行く 公園に行く途中で 律はホトケノザが花を咲かせるのをみつけた その花を一輪摘んで律の胸ポケットに入れた 公園に女の子がいた 4才らしい 律と女の子は自然と仲良くなり すべり台などで遊んでいた 女の子が律の胸ポケットの花に目をやり …

神様の光

2月を過ぎたこの部屋には春の気配が満ちていて遠くで鳴いた雲雀の声が僕の住む街で風になって誰かのピアスを揺らしていた 起き抜けの僕は左眼を擦りながらパンが焼ける匂いを嗅いでいた君はいつもの様に膝の上に新聞紙を置いて遠くの空をずっと眺めていた そ…

僕のおじいちゃんは公園に住んでいる

僕のおじいちゃんは公園に住んでいるママには「内緒にしてなさい。」と言われたけれど二十六年も公園に住んでいるおまけに高円寺の公園に住んでいるお茶目さだだけど、おじいちゃんの秘密を僕は知っている草も木も眠るAM3時におじいちゃん、ジャングルジム…

貧しい美大生

僕は幸せだ空がこんなに青いそしてこんなにうまいハイボールがある 嫌な奴とかさ辛い出来事が君を強くする君を優しくする 無いものはないよあるものはあるよそれで良いじゃないかそれで幸せさ 僕は 未だ誰も創っていないものを 創るのさ

午前5時ごろに 0歳の次男 奏(そう)が泣いて ミルクを作りウトウトしながらあげた 彼が満足して、うっとりと眠るのを見届け 準備を始め 午前5時半くらいには家をでた 40分くらいかけて車を運転する 到着したのは小さな河川 釣りを始める ルアーを使って ラ…

金曜日

小さな断食 小さな桜 朝外に出た時の春の匂い オールディーズの名盤を聴く喜び 白いご飯 偏頭痛が無い喜び 大きなパーカーを着る 明日は休みだ

世捨て人の灯台

岬の先の灯台光が 今 航路を照らして彼には 空の蒼や 深い紺が ジャズに聴こえる一人の時間を 密やかに暮らしてもあの頃が どれ程尊いかを知っている 世捨て人名前はヘンリー人は彼をそう呼び忘れる いつか訪れる 死の匂いを嗅ぐっても今を生きていく深い意…

ニンジンくん街をつくる

ニンジンくんは街をつくる 床屋のナスさんと たばこ屋のオニオンと 駄菓子屋のキャベツくんと カーディーラーの蓮根さんと 酒場のピーマンと おもちゃ屋のレモンちゃんと 銭湯の番頭ポテトじいちゃんと タワーマンションのニンニク君と 鉄道屋のきゅうりくん…

疲労

みなさん実は けっこう疲れている 体をたくさん動かして 脳をたくさん動かして 喜ばしいこともあり 嫌だなあ、つまらないなあと思うこともあり 他人が自分をどう思うかに悩まされて 自分が何をやりたいのか見失い 夢を見つけてもなかなか叶わぬことに奮闘し …

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