中山将の雑文と詩

シンガーソングライターです。妻と息子2人と暮らしてます。詩を書きます。絵も描きます。音楽も作ります。

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

まだまだ

まだ ピンクフロイドのアルバムを ちゃんと聴き込めていない それだけで 生きる理由になったりする

よく見る

よく見る よく見ると わからなかったことが わかるようになってくる ヨモギかあ ヨモギのお団子食べたいな オウシュウヨモギ モミジバフウ

フルーツハーレム

大きくて真っ赤な苺 琥珀色の桃 やさしいバナナ みずみずしいミカン 透き通るブドウ 花の様なキウイ 南の国の太陽パイン 目の前が輝くブルーベリー 懐かしいりんご バニラアイスはほんのりシンプルな甘み 冷えたヨーグルトは体にじわり染み込む 幸福そのもの

風のゴルドベルグ

午後からやってきた風左手に笑う果樹園私は心と体の力を抜いてテクテクテってこの道を歩いているアメンボの踊る水辺ペリカンさんの配達便ガーベラは今日も美しいポエムを私にちょっと聞かせてくれたの 目に見えるその全てが美しく見えたのは目には見えないも…

痛い思いはしたくないし 人が痛い思いをしてるのを見るのも嫌だ

朝起きて パンを食べる 家族と笑う 友だちに会う 虫に挨拶する 植物を撫でる 空をぼーっと見る そうしていると この地球はだれのもの? その問い自体がどれほど無意味か 感じる この感覚は間違っていないはずだ 平和ボケ などではない ボケているのはあっち…

「雑草」と呼んでいた皆さんの名前

いままで 雑草 と呼んでいた植物 2歳の息子 律 と散歩すると みんなに目をとめて 「あ!あ!」と指を刺す それを調べてみて、初めて知った彼らの名前 そして春には花も咲くものもあるようで ちゃんと見てみると みんなかわいい またひとつ教えてもらいました…

朝日

ブドウのゼリーみたいな空に オレンジの陽がゆっくり溶ける 透き通った砂の上に ひらひらと火が灯る 水面に映るそれらは ダイヤモンドか 流れ星か 涙か

失恋

タクシー運転手の彼は 事務所の前にある灰皿で煙草を吸って 駅前まで繰り出した 信号を一つ曲がり損ねて 県道をひたすら進み 一級河川の大橋を渡り 田畑の真ん中を走り 大きな山に入り獣道を行く 展望台の脇を抜けて 入道雲の西側を徐行して 大気圏で信号を…

青空

子供たちの遊ぶ声が 青空に昇って星になる こんなに綺麗なものはないなあ 大人になってしまった僕は思う その一つ一つを 青空はずっと大事にしてくれるだろう もう戻らないかな この輝きは 今日も青空へ

意味と感覚のバランス

それって意味あるんですか? という問いが多い社会 都会は特にその傾向が強い 意味にこだわり続けると たぶん辛くなるタイミングが来るのでないか かわいいなぁーと思っても 意味を見出せないから持たない 最終的に自分に意味はあるのか などとなったら しん…

あんなにも悲しかった日のこと

あんなにも悲しかった日のこと あんなにも悲しかった事実を覚えている 何があって、自分はその時どういう状況だったか そして、確かに悲しんでいたという事実を覚えている でもその感情はもうここには無い 今、僕の身体にあの痺れるような苦しみは無い 川は…

クオリア

養老孟司さんの 遺言。 という本を図書館で借りてきて読んでいる まだまだご存命の養老孟司さんが 奥さんとの船旅で暇なので遺言的な文章を綴る というなんとも素敵なバックグラウンドの本 これがとってもおもしろい 話は少し飛んで 最近、日比野克彦さんが …

デヴィッド•ギルモア

ピンクフロイドのアルバムを聴き込んで 一つのアルバムを聴き終えた後 Apple Musicがおすすめしてきた デヴィッド•ギルモア ソロの作品 なんと素敵な音楽か! ご飯食べなくても良いくらいだ 月の上を散歩してる そんな想像をしてしまう はあ〜

祈る時

在宅勤務を終えて 律と散歩に出かける 外の世界は 冬はしっかり寒くて 夏はしっかり暑い 風が吹けばしっかり草は揺れる 家の中にいてはこの感覚が無い 農業の事を第一次産業みたいに言うけれど 第一次感覚みたいなものが 外の世界 自然には在る様に思う そし…

カボチャのアイス

妻が バレンタインにと カボチャとチョコチップのアイスを作ってくれた 仕事を終えて 寝かしつけまで終えて 暗がりの中で 夫婦でそのアイスを食べた 甘さが 疲れた身体に染み込んで ひんやり冷たくて 美味しかった ありがとうございます

雑草

雑草は雑草だと思っていた でもよく見るとみんな違うでは無いか 知らなかったのか 忘れていたのか どうでも良くなってしまったのか お腹が空きすぎてどうしようもない という感覚も そういえばもうずいぶん感じてない 知らなかったような 忘れてしまったよう…

都市

都市には 水平線に沈む夕陽が無い 代わりに 傷付いた人を慰めたいと思う感情が在る 都市には 列をなすイナゴの行進が無い 代わりに 我が子に作る温かい野菜スープが在る 我々はどんな状況でも 美しさを見出す 力が在る

This is

オムツボックスの上に ハーブティーを乗せて 本を読んでいる

残念なEnglish

壊れてしまったアナログレコードプレーヤー ボブディランの声が絶え絶えに語ってる 残念ながらEnglishを聴き取れない あんなに沢山勉強したのに 1番聞きたい言葉を聞き取れなかった 言葉は手段の一つでしか無い 本当に伝えたいことは たぶんもっともっと 複…

ポニョ

宮崎駿さんが 昔インタビュアーから ポニョでは子供たちにどんなメッセージを伝えたいのですが? と聞かれた際に それがわかってれば、言葉にして伝えてるよ‥ と言ったそうな 言葉に仕切れないモヤモヤしたものをポニョにしているのなら それは言葉などより…

鳩のお墓

今日は じいじいと律と 3人で公園に行った 鳩が隅っこで死んでいた 寿命が来たのか 寒かったのか じいじいが お墓を作ろう と言って 3人で鳩の上に落ち葉を乗せて 棒を立てた そのあと律は ドングリを剥いて中身を出すこと に夢中になっていた クローバーの…

己の「馬鹿」を認める練習

久しぶりに 怒り のような感情が湧いた 仕事の中で 自分なりに大事にしている正義や価値観を馬鹿にされたような気がした 相手にもたぶん正義や価値観があるのだろう こちらはそこに対し触れもしないし もちろん否定などもしない なのに何故 やたらめったら関…

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