中山将の雑文と詩

シンガーソングライターです。妻と息子2人と暮らしてます。詩を書きます。絵も描きます。音楽も作ります。

あの四つ角の向こう側

 

青年ジェイクストラップ

ふかふかのソファーに

ほんのり産まれた日溜まりが

僕と誰かの日々に

たわやかな夢を落とす

君は今日も僕の為

ライ麦パンを焼いてくれる

僕は何も焼けないから

かわりにギターを弾く

マグカップの向こうに

甘くて苦いもんがあるなら

ちょっと腰を上げないかい?

試しに旅にでも出ないかい?

あの四つ角まで行けばきっと見えるはずさ

あの角度からは見えないものが

その角度からしか見えないものが

バラもヒバリもラムネードも

ひゅらひゅらわらって馬鹿だと言われて

それでも変らない芯を持っている

白いシャツに付いている

茶色いボタンが

とても綺麗だと思う

それだけの日があってもいい

天の川の岸辺で

寝転んで星が見たい

そんでそのまま眠って

起きたらアイスコーヒーが飲みたい

あの四つ角まで行けばきっと見えるはずさ

今までの君じゃ見えないものが

今の君なら見えるものが

ねぇ 夢をみれば夢はやってくるさ

例えばその夢が落ちちゃっても

また新しい夢が 揺れる毎日

仰向けになってたら

空が突然落ちてきて

黄色い家と茜の空があった

僕は思う

世界って

どうしてこんなにも

綺麗なんだろう

って

虫 ポカリスエットんまい

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