息子の律は
昆虫が好き
バッタもゴキブリもムカデもクモも
良い感じ
と言って愛でている
てんとう虫が1番好きらしいけど
そして最近は
宇宙が好きみたい
アレはナニ宇宙? と空を指差す
科学館、図鑑、YouTube 様々な方法で宇宙の情報を集めている
昆虫も宇宙も
よくよく見つめて、じっくり考察すると
元を辿れば 未知 そのものなんだと気付かされる
そしてそれは必然的に
自然物に対しての畏敬へ変わる
身の回りの色んなものが
未知であり
とても尊い
今生きてることが
とてもとてもちっぽけに思える
宇宙を思えば
ATMの手数料なんて小さなモノだろう
あと何十億年もたてば地球も火星みたいになるのだろうか
さらに何百億年もたてばブラックホールみたいになっているかもしれない
その頃に、僕はいないし律もいない
考え出すと途方も無い
そっと考えることをやめて
ベランダで律や奏ちゃんと まったりした