釣れない時は、魚が考える時間を与えてくれたと思えばいい
とは アーネストヘミングウェイさんの言葉だそうですが
僕は魚釣りが大好きで
これまでの人生で没頭したことと言えば
釣り と 音楽 の2つです
釣り をされない方からすれば
のんびりしたイメージがあるかもしれませんが 実際釣り人の頭の中はけっこう ぐるぐる色んな事を考えています
お魚さんのいる エリア 水深 はどこだろうか
季節の進行にあわせてお魚さんはどんな動きをしているだろうか
そんな仮説をたてて
釣糸の太さ 竿の固さ エサやルアーの種類 誘い方 色々と試行してみます
結果 お魚さんが答えてくれたときの 喜びは 素晴らしいものがあります
釣れない日はとても切なくて 何がダメだったんだろう と 夕暮れの空を仰ぎ見ながら考えたりします
釣りをしていると ここは釣れそうだなあ というポイントがあり
そこに入ろうとして 他の人がすっと横入りしたりするときがあります
その時 あーあ… と思うのですが 仕方なく 空いているところで 竿を出していたら 僕のいる場所だけで釣れたりします
あっ こんなもんなんだなあ~ と せかせかした自分を省みたりします
つまるところ
魚釣りの 面白さは 魚を釣るまでの 試行錯誤 にあると僕は考えています
ここ最近 親父(僕の釣りの教祖) は
そんなに沢山釣れなくても良い
と呟きます
川に行って 今日の流れはどうだ とか 水質がどうだ とか観察してるのがおもしろい
その結果 釣れる魚を釣れば良い
といった発言をしていました
おそらくは釣り歴50年以上の親父の発言は なんだか 彼の人生について語っているような風にも思えた
昔は 転職 したり 事業を起こしたり 色々と試行錯誤していた様なんですが
ここまで続けてきて
達観したものがあるのでしょう
そんな僕は
金曜日の仕事を終えて 新幹線 に乗り込んだところ
岐阜に寄って 親父と息子で少し魚釣りをしてから
奈良へ向かって 妻と息子に会いに行きます
来月 12月7日(土) は
名古屋 喫茶店での弾き語り単独公演 です
人生の歌を届けるので是非聴きにきてみてください
あったかくしてねてください🌃