奏ちゃん ※一歳男性 が
寝る間際に 絵本の中のブタを指差して ワンワン
と言った
大人2人はすかさず「それはーブーブーだよ」
と訂正した
しかし奏ちゃんは ワンワン と主張する
ふと思う
奏ちゃん「こんなヘタな絵をみてブタなどと認識できるか これは俺にとってワンワンなんだ」
という事はないだろうか
そう思い出したら
たしかにこの絵だけみたら犬に見えるな
とモヤモヤしてきて
「そうだねワンワンだね」
と私も訂正した
SNSやニュースやビジネス現場
を見ているとイヤになるくらい
人が人のせいにしている姿
人が人に承認されようとしている姿
を見かける
結局 社会もビジネス も人と人との関係性の中で循環している仕組みなので仕方ないし
たぶんもれなく私もその循環の中にいるのだけど
今の奏ちゃん ※一歳男性
はまだそういう世界にはいない
いつかこういう世界にこないと行けないのかと思うとちょっと切なくなるけど
その人が
何を好きでいようと
誰を好きでいようと
何に熱中しようと
ブーブーをワンワンだと主張しようと
誰かにとやかく言われる道理はない
それがその人の人生なのだから
と 考えすぎか と思いつつも
大事なことか と考えたりもする
子どもと過ごす時間は楽しい
そしていつか奏ちゃんたちが 新しい世界観を作ってくれるはず